
車検は受けるべき時期が基本的に決まっていて、期間が満了する日の1か月前から当日までの間とされています。
例えば、満了日が2020年の7月15日であった場合、6月15日から7月15日までの間に受けることが基本です。
車検は初回は3年後ですがその後は2年ごととなりますから、この例で2020年6月15日から7月15日までの間に受けた場合、どの日で受けたとしても次の満了日は2022年7月15日となります。
ここで、7月16日よりも後に受けるのは車検切れを発生させてしまいますからあり得ないとして、6月14日よりも前に受けることはどうなのでしょうか。
これ自体は実は違反ではなく、ユーザーの意思によって可能です。
ただし、そのようなことをするメリットは特にないというか、仮に例えば2020年6月10日に実施した場合、次の満了日は2022年6月10日になってしまいます。
1か月の期間内に受ければ次の満了日は2020年7月15日であったところ、ある意味で1か月以上も損というか無駄を発生させてしまっただけに終わることとなりますので、普通はこのようなことはしません。
車検はある程度日数もかかりますから、空きがあれば即日でも実施可能なケースもあるものの、事前予約が常識です。
うっかりして車検切れとか無駄を発生させないためにも、事前に予約して日程を確定させておくようにすることが安心でしょう。